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2022年02月21日

旬の食材との出会いを楽しもう

子育てコラム

これは何の野菜かな?

先日、スーパーの産直野菜コーナーで私の目に飛び込んできたのは、黄緑色の大きな野菜。「百聞は一見にしかず」をモットーとしている私としては、買って帰らないわけにはいきません。その「株つきの芽キャベツ」をカゴに入れ、さっそく自宅で家族に披露しました。
娘は目をまるくして「これはどこを食べるの?」と言うので、小さなわき芽を1つ採ってみせました。「家庭内収穫だね!」などと自画自賛しながら、実は株つきのものを見たのは私も初めてのことでした。いつもとは違うスタイルで出荷してくれた農家さんに感謝しています。

食材にはその食べ物が一番おいしく食べられ、栄養価が高くなる時期でもある「旬」があります。まもなく春野菜の季節に入りますが、関西では定番のうすいえんどうや若ごぼうの登場を心待ちにしている方もいるでしょう。
また、「いかなご」も春を告げる食材の一つです。兵庫に住んでいた頃、新鮮ないかなごの入荷を待つと同時によく目にしたのは、売り場にドンと積み上げられた「酒、みりん、濃口醤油、中ざら糖、水あめ、生姜」などのくぎ煮用各種材料。この売り場展開に喚起され、「私もやってみよう!」と大鍋で初めてのくぎ煮づくりをし、友人たちにお裾分けしたのもよい思い出です。

食材との出会いの場は、スーパーや産直市場、ご近所や親戚からのお裾分け、畑での野菜づくり、山や海に自ら出向くこともあるでしょう。旬の食材をメニューに取り入れ、成長とともに季節の移ろいを食卓から感じることは、子どもの心の栄養にもなります。
わが家では今年初めて畑を借りて野菜づくりに挑みます。小さな区画ですが、作付けを計画し年間を通じて旬の野菜を楽しむことができるようです。子どもからのリクエストは「大好きなきゅうりを毎日食べること」ですが、一緒に土いじりをすることで、他の野菜にも興味を持ってもらえたらと思っています。

芽キャベツはスープ煮でいただきました。
甘くて柔らかい!

今年は畑を借りました。
畝(うね)づくりからスタートです。

大野尚子(おおのしょうこ)

食STEP代表 管理栄養士、妊産婦食アドバイザー
転勤族の夫と北海道から九州まで各地での生活を経験。小学生の女の子を育てている。

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