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2023年02月06日

【離乳食づくり突破法】栄養・節約・時短ポイントはコレ! 

離乳食づくり突破法(5か月~1歳)

管理栄養士

大野尚子先生

1つのヒントにして、いろいろ試してみてくださいね。

●内容・栄養監修:大野尚子
●レシピ・コメント・調理・盛付:STUDIO LDK

栄養
節約
時短
月齢5か月

10倍がゆ

はじめてのつぶしがゆ

◉材料
(できあがり量300g程度)
炊いたご飯
50g
350cc

◉作り方

1
鍋にご飯と水を入れる。
2
蓋をして中火にかけ、煮立ってきたら弱火に。蓋を少しずらして15分ほど煮る。
3
炊けたら火をとめ、蓋をして10分蒸らす。
4
"3"を粒がなくなるまでブレンダーなどですりつぶす。

Pointすりつぶした直後はサラサラとした液状ですが、人肌に冷ますとヨーグルト状のとろみになります。

Pointブレンダーがない場合は、すり鉢または裏ごし器を使ってすりつぶしてください。

栄養

この時期の目的は離乳食に慣れること。栄養のほとんどは、母乳やミルクからとっています。離乳食からの栄養は全体の10~20%程度と考えておきましょう。

節約

1回に食べる量が少ない初期は、フリージング(保存期間1週間)を活用することで、まとめて調理をすることができるので、時短でもあり、節約にもなります。

時短

冷めたら小分けにしてフリージング。製氷型やシリコンカップを使うと便利です。

月齢6か月

白菜ペースト&
さつまいもペースト

甘味のある野菜から

◉材料
(2回分)
・白菜(葉先)
20g
 水
大さじ2
さつまいも
30g
 水
大さじ2

◉作り方

[電子レンジの場合]

1
白菜は小さくカットし、さつまいもは皮をむいて水にさらす。
2
耐熱容器に、それぞれの野菜を入れて、ふんわりとラップをかける。
3
白菜は、600wで約1分加熱する。さつまいもは600wで約1分半加熱する。
4
冷めたらブレンダーなどで、それぞれすりつぶす。固いようならゆで汁やお湯を足しながらヨーグルト状にする。

Pointはじめは野菜を混ぜ合わせず、1種類ずつから始めてください。

[炊飯器の場合]

1
白菜は小さくカットし、さつまいもは皮をむいて水にさらす。
2
耐熱容器などに野菜と水を入れて、ご飯を炊く際に、一緒に炊飯器で加熱する。※白菜とさつまいもはそれぞれ別の容器に入れる。
3
冷めたらブレンダーなどですりつぶす。固いようならゆで汁やお湯を足しながらヨーグルト状にする。

Pointブレンダーがない場合は、すり鉢または裏ごし器を使ってすりつぶしてください。

◉アレンジ

電子レンジ加熱の場合、白菜の青味が気になる場合があります。野菜出汁*などを混ぜ合わせると、出汁の風味で青臭さが気にならなくなります。

野菜に慣れてきたら、白菜とコーン、さつまいもとにんじんなどを合わせてみましょう。水分が足りないときは、水、出汁*、粉ミルクをお湯で溶いたものなどでのばして固さを調整してみてください。

*乳児用規格適用食品または食塩無添加

栄養

さつまいもなどの根菜類は食物繊維を含み腸内環境づくりに役立ちます。

節約

炊飯器や大人のおかずの調理と一緒に加熱することで光熱費の節約になります。

時短

電子レンジや炊飯器を使うことで、野菜ごとに何種類も鍋を変えて煮る必要がなく、火加減を気にする必要がありません。

月齢7か月

しらす、ほうれん草、
出汁の刻みペースト

出汁でうまみアップ

◉材料
しらす
7g
ほうれん草(葉の部分のみ)
10g
出汁*
1/4カップ
片栗粉
小さじ1/4程度

*乳児用規格適用食品または食塩無添加

◉作り方

1
しらすは熱湯で茹でて塩抜きし、細かくきざむ。
2
ほうれん草の葉先をやわらかく茹でて、水にさらしてアクを抜き、細かくきざむ。
3
小鍋に出汁を入れ沸騰したら、しらすとほうれん草を入れて弱火で約2分煮る。水溶き片栗粉を入れ、ひと煮する(弱火のまま約30秒)。離乳食の進み具合に応じてやわらかさを調整する。
栄養

しらすとほうれん草は、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを含む栄養価の高い食材です。

節約

冷凍野菜は使いたい分だけ使えるので節約になります。

時短

コープ商品の調理済み冷凍野菜などを利用することで時短になります。

コープでも買える商品のご紹介

※商品は、価格、容量、パッケージ、産地などが変更になる場合があります。また、週により取り扱いのない場合や、予告なく取り扱いが終了する場合があります。

ご紹介の商品はeフレンズでご注文いただけます。


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ママ&パパの意見をもとに開発した、
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離乳食作りの注意点

●赤ちゃんの食べる量や食べられる大きさなどは個人差があります。赤ちゃんのペースに合わせて進めましょう。

●初めて食べる食材は、加熱したものを1種類、少量ずつ食べさせます。また万が一、食物アレルギー症状が出たときにそなえ、小児科を受診できる平日の日中に行いましょう。

●調理を行う際は、手や調理器具など衛生面に注意しましょう。

●離乳食をフリージングする場合は、加熱してから保存し、食べる際には再加熱してください。自然解凍はNGです。

参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)

アレルゲンの掲載について

記事公開以降に商品がリニューアルされた場合、古い情報を掲載したままになるおそれがあるため、アレルゲンの掲載を見合わせています。誠にお手数をおかけいたしますが、アレルゲンについてはこちらの商品情報検索ページチャットにてご確認をお願いいたします。

大野尚子 shoko ohno

食STEP代表
管理栄養士、妊産婦食アドバイザー
転勤族の夫と北海道から九州まで各地での生活を経験。小学生の女の子を育てている。

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