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2023年03月30日

【専門家に聞いた】出産後の\ココロとカラダの変化/について

専門家に聞いた 出産後のココロとカラダの変化について

出産後0~3か月のママの多くは、身体の変化や育児のスタートによる緊張などで、今まで通りの日々を過ごすのが難しいと感じているのではないでしょうか。そんなママに寄り添う考え方のヒントを、専門家さんの視点からご紹介します。

ベルランド総合病院

ベルランド総合病院は大阪府堺市にある病院です。妊娠しているママ・出産後のママのサポートの他、幅広い医療部門を構えて地域の医療を支えています。


Q.

出産後の相談に来られるママの身体では、どういう変化がおこっているのでしょうか?

A.

妊娠中はママ自身とあかちゃんを支えるためにたくさんのホルモンが出ていました。体形の変化もありましたね。出産するとその身体が妊娠前へと再び変わっていきます。
妊娠中はゆっくりと時間をかけて変化した身体と心が、出産後は1~2か月で急激に変化するんです。その間にお子さんも日々成長するので、なんだか疲れる、眠いな、イライラしちゃうなど、アンバランスな状態が続くことが考えられます。
でもこれは、ママの身体が変化している証で、ほとんどのママが同じように感じていることなんです。

Q.

なんだかいつもと調子が違うなと感じたとき、なにかできることはあるのでしょうか?

A.

かけがえのないお子さんの変化やママ自身のことについて話をする機会をもつことです。
また、この変化も今しか感じることのできない特別なものです。
私たちも接するときはまずお話をしていただきます。話すことで安心される方も多いです。

アドバイス

同じ状況のママ同士が交流することで悩みを解決したり、話すだけでも気持ちが軽くなることがあります。
大切なのは「一人で抱え込まない」ことです。気心の知れた方に自分の気持ちを吐き出しましょう!

Q.

ママ同士の交流ってどのようなものがありますか?

A.

実際にママから聞いた話だと、子育てサークルへの参加や地域の保健センターなどの活用といった方法もありました。
初対面だけど波長が合う方がいて、話しているとなんだか落ち着く、「私も一緒だ!」といったあるある話で盛り上がったり、いつの間にかSNSでやり取りをするようになったり...と、リフレッシュできるいろいろなお話をうかがっています。

Q.

他にどのようなリフレッシュ方法がありますか?

A.

ふだんの生活から一歩離れて自分のために時間を使ってあげるようにお伝えしています。

妊娠中に制限していた好きな食べ物や、今食べたいと思うものを食べる。

ゆっくりとお風呂に入る。好きな入浴剤を入れてみてもいいかもしれません。

美容院でヘッドスパやマッサージを体験する。

お友だちとお茶をする。

Q.

思ったように不調が改善されない場合は、どうしたらいいですか?

A.

ママのなかには「気分転換をしてみたけど、なんだか身体の調子がすぐれない...」と相談いただくこともありました。そのような場合、ご出産された病院へ一度電話で相談してみるのもいいと思います。きっと相談に乗ってくれるはずです。

アドバイス

身体の冷えは女性にとって身体的に不調をきたす原因になります。

温かいものを飲むように心がけてください。

土で育つ食べ物(根菜類)は身体を温めるといわれています。お味噌汁の具として入れてみるのはどうでしょうか。

足首や腰を冷やさないように心がけてください。とくに足首には女性の不調に効くツボがあります。

Q.

よくある相談内容はどのようなものがありますか?

A.

「カフェインは摂取してもいいのでしょうか?」という質問はよくありますね。妊娠中に制限していたので、授乳中も制限したほうがよいのかな?...という心配があるのだと思います。
そんなときにお伝えしているのが「ほっと一息するのは必要ですよ♪」ということです。

アドバイス

ブラックコーヒーが気になるという方は、薄めに淹れてみたり、ミルクを多めに入れてマイルドにしてはどうでしょうか。デカフェコーヒーにするという方法もありますね。

ママへのメッセージ!!

毎日いろんなことがありますよね。
しばらくは、追われるように忙しい毎日かもしれませんが、お子さんも新しい生活に慣れようとしています。
ママが元気でいられることが一番です。辛いときは一人で抱え込まずに、周りの方や交流サークル、病院を頼ってください。
家族と一緒に泣いたり笑ったり...。今のたいへんな出来事もいつかきっと思い出になるはずです。


当院では、あかちゃんに優しい分娩、育児をモットーに自然分娩・母子同室・母乳育児を実践しております。新しくおかあさんになられる妊婦さんとは充分に話し合って分娩・育児を喜びと感じられるようサポートいたします。また、外来から入退院まで医師と助産師が協調し、妊婦さんの状況に応じて、よりきめ細かく妊娠・分娩全般をサポートしていきます。
救急医療に関しては、堺市の地域周産期母子医療センターとして妊産婦さんたちの二次救急を受け入れられるように診療体制を強化していきます。地域産婦人科医療の不安軽減を私たちの使命と考え、若いスタッフの力を結集して、明るく、患者さまのサポートができるよう日々努力してまいります。

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