産地から届いた野菜や魚、肉、こだわりたっぷりの加工品、おいしそうな惣菜などの食材・食品からトイレットペーパーなど生活必需品まで、「コープ和泉中央店」には組合員のくらしをサポートする品々が集まっています。冨尾さん一家のお母さんは「わが家の行きつけのお店です」とにっこり。新鮮で素材そのものの味を感じられるのがいい、と話します。
お店に着くと、最初に向かうのが野菜や果物売り場。冨尾さん一家のはるくんは、収穫と出荷作業体験を行った（株）いずみエコロジーファームの小松菜が、入り口正面に並んでいるのを見て「これ、僕らが穫った小松菜や！」と大喜び、「畑で見てもおいしそうやったけど、お店で見ても緑がきれい」とお父さん。「今日の夜ごはんに小松菜を使おうかな」とお母さんも熱心に選んでいました。

はるくんの大好物バナナジュースに使うバナナも、エシカルな商品のひとつ。「エシカルな商品には、マークが付いてあったり、お店の中で説明するPOP掲示があったりするので、わかりやすいですね」とお母さん。
はるくんといっしょに買いものに来たときは、エシカルマークのある商品を探すことも。「できることからとりくんで社会貢献になっているのがいいですね。子どもにも、普段の行動が社会に通じていることを知ってほしいです」と話してくれました。商品を選ぶとき、どちらにしようか迷ったら、エシカルマークのあるものをチョイスするそうで、家に帰ってからもお買いものした品にエシカルマークが付いているかをチェック。

野菜やコーヒー、紅茶、トイレットペーパー...、実際に店内を見回すと、エシカルな商品はたくさん。一人ひとりの普段の行動が、地球の環境を守り続けること、人々の「生きる」を支えること、公平な社会のしくみを作り出すこと、豊かな地域を作り出すことにつながっています。未来へ続く世界のためのお買いもの、みなさんも心がけてみませんか？

※マーク付商品は取り扱いが終了している、または変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。

はるくんが収穫作業を体験した（株）いずみエコロジーファームの小松菜。コープのお店や宅配で取り扱う、エシカルな商品のひとつです。農園での収穫後はすぐさま、いずみ市民生協の物流センターに運び込まれ、出荷作業が行われます。「傷みがないか、虫がいないかなどを入念にチェックしてから、155g〜170gをひとつの袋に入れます」と担当の徳山さん。
小松菜の入った袋には「ノウフクJAS」の認証マークがあります。「ノウフクJAS」とは、就労に困難がある方々（障がい者など）に農林水産業で活躍してもらい、自信や生きがいを持って社会に参画してもらうためのとりくみ。障がい者が主体的に携わって生産した農林水産物と、それを原材料とした加工食品が対象で、いずみ市民生協の小松菜は大阪初・全国で５事業者目となる「ノウフクJAS認証」を取得しました。

袋詰めにチャレンジしたはるくんは、最初は苦戦していましたが、数回繰り返すとコツをつかんでスムーズに。「袋に入れるの、めっちゃ面白い！」とテキパキと作業。袋詰めされた小松菜を抱えて、「新鮮やから、早くたくさんの人に食べてほしいな」と得意げに話していました。

※小松菜は入荷状況により取り扱いのない場合があります。あらかじめご了承ください。