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2022年02月28日

産直委員と産地 美しい海を守り続けること。安心して食べられること。

みなさん、もずくを食べていますか?
健康に良さそうなのでよく食べているという方も多いと思います。そんなもずくがどのように育って、加工されているか、ご存知でしょうか。
今回は沖縄でもずくの一大産地久米島漁業協同組合さんと、おいしく食べられるよう加工してくださっている海産物のきむらやさんにお話をお聞きします。
今回もオンラインでの開催となった産直委員会、スタートです。

産直委員会とは

組合員で構成された「産直委員会」では、毎月一回、産直商品のことを学び、商品を広めるための企画づくりに取り組んでいます。

● 久米島漁協さんの海を守る活動!

久米島は沖縄県内では5番目に大きく、島全体が県立自然公園に指定されているとても美しい島です。

冒頭の写真は、久米島の海域を上空から撮ったものです。海の透明度がまったく違いますね!
黒く四角形が並んで見えるところが、久米島産もずくの養殖場です。もずくの養殖網が畑の作物のように並んでいることから「もずく畑」とも呼ばれます。

もずくの養殖は、種苗の培養から始まり、9月〜6月頃収穫されます。

天然もずくも採れますが、年々収穫が減り、とても貴重なものになっています。
そこで久米島町は、久米島の美しい海を守るために赤土流出の防止のためにベチバーの植栽活動を始めました。

久米島ではさらなる取り組みとしてハイビスカスの植栽や、激減しているサンゴを救うためサンゴの養殖も行っています。

● 海産物のきむらやさんの品質と安全・安心の工夫!

久米島漁協さんに大切に育てられたもずくは海産物のきむらやさんに送られます。
海産物のきむらやさんではおいしい品質と安全・安心のために、さまざまな工夫をされていることを動画で見せていただきました。

届いたもずくを加工する前、一時的に保管する場所には、防虫のため紫外線量を減らした黄色の光にしています(写真左)

もずくが水を吸ってふくらまないように、水につかっている時間ができるだけ少なくなるよう、手早く洗います。

約80℃の熱水に短時間通すことで殺菌を行い、おいしくするために脱塩を0.5%以下まで行います。

不純物が混ざっていないか何度も洗浄し、目視でチェックをして、ダマにならないように手作業でほぐしながら異物が残らないよう徹底して洗い落とします。

● もずくのあれこれ、もっと聞かせて!

久米島漁協さん、海産物のきむらやさんの取り組みや努力をお聞きして産直委員からも聞いてみたいことが出てきました。いくつかご紹介します!

Q:生もずくは、収穫してそのままなのかと思いました。

A:いえいえ、味付けもずくと同じように異物の混入を防ぐため、きちんと洗浄し、しっかり熱処理しています。

Q:味付もずく・生もずくそれぞれのおいしい食べ方はありますか?

A:味付もずくですと、バランス良く独自開発した調味液をそのままご飯に混ぜると寿司飯のようになって、お手軽もずくちらしができるのでおすすめです。
生もずくですと、沖縄では味付けもずくよりも食されていて雑炊やみそ汁、天ぷらなどにして食べることが多いです。

Q:もずくは体に良いイメージがあるのですが、どのような食べ方がいいのでしょうか?

A:もずくはカロリーが低く、食物繊維が豊富です。ほかにも海藻類に含まれるフコイダンが特に豊富に含まれており、近年その効果について研究が進められ注目されています。熱にも強いため、加熱調理にも向いています。

● 生もずく、使ってみました☆

産直委員からの感想と写真が寄せられました。その一部をご紹介します。

異物除去の工程が何度もあることで、届くまでの安全・安心を感じられる学習ができました。きれいな海の広大な養殖場の光景は圧巻でした。

炊き込みご飯(もずくのおかげ?でご飯がモチモチとしていました)とだし巻き卵

貯蔵の段階からもずくを洗って、何度もゴミを除去し、繰り返し検査台で検品を重ね、安全に行程を踏まれていることを知ることができ、安心感を得ました。私自身SDGsに共感し意識し微力ながら行動しています。自然が損なわれることなく地球のめぐみ・産物を食せる日々が続くことをあらためて願いました。

九条ネギともずくの京都風「べた焼き」(パックの半量+小麦粉、九条ネギ、ちくわ、豚肉、卵、だし汁)

動画で見せていただいた沖縄の海がとてもきれいでした。
こんなきれいな海でとれた海産物は魅力的です。

もずく入り和風天津飯
ご飯の上に、しらすと紅しょうがを混ぜた卵焼きをのせ、和風だしにもずくを入れた餡をかけました。

● 味付もずくを使ったおすすめレシピご紹介

かんたん!「もずくちらし」

米1合を炊いて、味付もずく1パックをまわしかけ、うちわなどであおぎながら、しゃもじで切るように混ぜ合わせてもずく入り酢飯を作ります。器にもずく入り酢飯とお好みの具材を盛り付けて完成。

今回もオンラインで画面越しの交流となりましたが、沖縄の美しい海の映像をみることができ、その海を守っていく姿、もずくをていねいに扱っておられる様子を知ることができた中身の濃い時間になりました。
おいしいもずく、とってもありがたいです。

産直委員会の記事はこちら

今回の主人公はこちら

久米島産生もずく270g

久米島産味付太もずく
(米黒酢入り)70gx4

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