2021年03月08日
エネルギーを摂りすぎない調理の工夫は?
じゅずつなぎコラム

立命館大学 准教授 / 管理栄養士 / 健康運動指導士
日本サッカー協会公認C級コーチ/ NSCA-CPT
保井智香子
お正月が過ぎ、増えた体重が戻らない・・・。そう思っている方、多いかもしれませんね。コロナ禍でなかなかうごくこともできず、体重管理をする上では難しいかもしれません。
エネルギーを摂りすぎない工夫として、食事量に気をつけることは大切ですが、今回は調理方法に着目してお話をしたいと思います。
調理の際には、油を使用することが多いと思いますが、油は1gで9kcalと高エネルギーであるため、注意が必要です。そこで、調理をする際のポイントを挙げてみます。

ポイント1:食材は大き目に切る
炒め物や揚げ物をする場合、食材を小さく切ると油と接する面積が広くなり、油の摂取量が多くなります。とんかつを食べる場合、同じお肉の量であれば1口カツよりも1枚のカツを食べる方が油の摂取量は少なくなりますよ。

ポイント2:揚げ物の衣は薄くする
衣が多いと油を含む量も多くなります。そのため、揚げ物を食べる場合は、「素揚げ→から揚げ→天ぷら・フライ」という順でエネルギーが高くなるので、揚げ物の選択に注意しましょう。天ぷら・フライの場合でもできるだけ、素材が見えるような衣のつけ方がオススメです。

みなさんのエネルギーを摂りすぎない調理の工夫はいかがですか?
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コンテンツへのコメント
知り合いで、衣を全部はがして中のエビや野菜のみを食べている人がいます。炭水化物は食べないそうです。
厳格だなあ。今日は揚げ衣を食べて、これから1週間食べないとか緩ーくした方が心に良いのではと思います。