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2020年09月21日

高齢者介護の基本の「き」 (1)介護が必要になる前に

(初掲載「機関誌いずみ」2019年5月号より)

家族の介護は、けっして他人事ではありません。
私たちの家族に介護が必要になったとき、どうすれば良いでしょう。
いざという時に慌てないために、知っておきたい高齢者介護の基本をご紹介します。
お話はいずみ市民生協福祉事業部に聞きました。

● 介護が必要になる前に、家族が準備できること

ケガや認知症の発症、脳血管疾患など、介護が必要になるきっかけは人それぞれです。
もし、突然家族の方に何か起こったら? 同時に多くのことをやらなければならないときに、落ち着いて対応できるよう、今からできることは何でしょうか。

1.連絡先を調べておく

かかりつけの病院や身近な地域包括支援センターなど、必要な連絡先を知っておきましょう。

2.介護保険について調べておく

65歳以上の方には、介護保険の「被保険者証」が発行されます(特定疾病の場合は40~64歳でも保険適用可)。実際に介護保険サービスを受ける際には申請が必要なことや、介護保険を利用して、介護にかかわる福祉用具の購入費用や自宅の改修費用を割引できる制度があることなど、調べておくと安心です。市役所などで活用のパンフレットなどが配布されています。

3.普段から家族の様子を観察しておく

特に遠隔地にいる家族の様子は、久しぶりに会うからこそ気づきやすいものです。たとえば、以前と歩き方が違うなと思ったら「腰が痛いの?」「病院で診てもらおう」などと声をかけることが、早期発見や早期治療につながります。また、電話での会話の受け応えが普段と違う場合は注意が必要です。

● 家族の気づきポイント

介護が必要になるきっかけの中で多いのが認知症です。代表的な認知症の初期症状をご紹介します。

●いつもきれいにしていた部屋の掃除が行き届いていない

●いつも同じ服を着ている、季節に合った服装ができていない

●冷蔵庫に同じ商品が並ぶ(牛乳や卵を食べ切れないほど購入しているなど)

●財布の中の小銭が多い(会計の際、小銭での精算が難しくなり、お札のみで精算しているなど)

このような様子がみられたら、早めに病院を受診するようすすめましょう。最近は、「もの忘れ外来」など専門科目もあります。早期に治療を開始すれば、進行を遅らせたり改善させたりできる場合があります。

● 介護サービスを受けるまでの流れ

1.相談

「介護サービスを受けたい」「どのようなサービスがあるか知りたい」など、介護される方がお住まいの地域包括支援センター(*1)、市町村介護保険課などへ相談

*1:地域包括支援センター
高齢者の介護・福祉にかかわる地域の総合相談窓口。

2.「要介護認定」申請

ご本人もしくはご家族より申請

ご家族などの支援が受けられない場合は、地域包括支援センター、ケアマネジャー(*2)が代行。
次の地域にお住まいの方は、生協(コープのヘルパーステーション)でも代行可能です。
堺市・松原市・東大阪市・和泉市・岸和田市など

*2:ケアマネジャー(介護支援専門員)
利用者の希望や心身の状況に応じて、介護サービスを受けるためのケアプラン(サービスの利用計画)の作成や市町村・サービス事業者等との連絡調整を行う専門家。

3.認定

郵送による要介護度の通知

4.サービスを受ける

要介護度に応じたサービスが利用可能に
(要介護認定非該当となった方でも介護予防サービスは利用可能です)

できれば家族が弱るのは見たくない、認めたくない...、そんな心理もついはたらきがちですね。
でも、知ること、事前に調べておくことは、チカラになります。
いずみ市民生協の福祉事業部では介護のお困りごとや気になることのご相談も受けています。お気軽にご相談くださいね。

次回は要介護度と、介護保険で受けられるサービスについてお送りします。

(左)福祉事業部 スーパーバイザー
芦田善也さん

(右)コープアイヘルパーステーション堺東
居宅介護支援事業所 管理者、介護支援専門員

安田美和さん

介護のお困りごとや気になることについてお気軽にご相談ください。

いずみ市民生協の高齢者福祉サービス

介護されるご本人やそのご家族がケアマネジャーやヘルパー、また近所の人たちなど地域とつながりながら、幸せな時間を過ごせるようサポートを行っています。組合員以外の方でも利用していただけます。

詳しくはこちら

【お問い合わせ】福祉事業部

(月〜金 9:00〜17:00)

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コンテンツへのコメント

  • 2020年9月23日 10:15
  • あぐねやすとら

他人事じゃない年齢になってしまいました。両親も、私も。
ちゃんと勉強しておかないといけませんね。

  • 2020年9月22日 11:13
  • セワ

うちも義母の長期入院の後、慌てました
良いケアマネさんを見付けると
色々な助言を頂けて 助かります

  • 2020年9月22日 05:49
  • パンダグリーン

初めはご近所の方に、ケアマネさんを紹介してもらいました。突然のことで困っていたのですが、その方のおかげで何とか対処でき、ご近所さんにもケアマネさんにも感謝しています。

  • 2020年9月21日 22:42
  • きなこ

昨年の春、母が急に足に力が入らなくなり歩行が困難になってしまい介護が必要になりました。初めは手続きとかわからないことばかり…今もわからないことも色々あり、勉強しないとです…。

  • 2020年9月21日 21:00
  • ばーばら

介護4の母の在宅介護、難しいです。

  • 2020年9月21日 16:44
  • にゃんこさん

いざとなると大変でした。親の世代は年金も多く恵まれていましたが、この世代は同じ施設は難しい。

  • 2020年9月21日 15:49
  • プーママ

私の父は86才 独り暮らしをしていて今まではどこも悪くなく元気でいましたが、コロナ騒動と今年の暑い夏で8キロ痩せてしまい、本人ももう夏を越せないなど 弱音を吐いていました。私たち家族も心配して栄養補助食品を買って行ったり、果物が好きなので桃やスイカなどを持って行ったりしてました。ようやく涼しくなり元気が出てきて 家の中の掃除や洗濯にちょこちょこ動くようになりました。あー父も86才 色々なことを考えていかなければならないなあと思いました。

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