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2020年10月12日

高齢者介護の基本の「き」 (3)介護にまつわるQ&A

(初掲載「機関誌いずみ」2019年5月号より)

第3話は、「おしえてケアマネジャーさん!」ということで、介護にまつわるQ&Aをお届けします。
いずみ市民生協福祉事業部がお答えしました。

(1)介護が必要になる前に

(2)介護保険で受けられるサービス

● 介護にまつわるQ&A

Q1

ケアマネジャー(*)にはどんなことを相談できますか?

A1

・「介護保険を利用したいがどうすれば良いか」
・「介護ベッドを借りたい、歩行器を借りたい」
・「自宅でリハビリを受けたい」
など介護に関する困りごとやお悩みならどんなご相談でもお受けします。これをしてほしいといった明確なご要望でなくてもかまいません。どうしたらいいかわからない、ということがあれば気軽にご相談ください。ご本人が望む生活を送るためのお手伝いをさせていただきます。

*:ケアマネジャー(介護支援専門員)
利用者の希望や心身の状況に応じて、介護サービスを受けるためのケアプラン(サービスの利用計画)の作成や市町村・サービス事業者等との連絡調整を行う専門家。

Q2

ケアプランの作成にはどのくらい費用がかかりますか?

A2

無料です。全額保険給付のため自己負担はありません。

Q3

訪問介護で、ホームヘルパーにはどんなことをしてもらえますか?

A3

日常生活の家事支援(調理、洗濯、掃除、買い物など)と身体的な介助(食事、入浴、排せつ、更衣など)でくらしをサポートします。ただし、日常生活の家事範囲を超えるサービス(利用者本人以外の家族のための家事や来客対応、ペットのお世話など)は介護保険対象外になりますので、注意が必要です。

Q4

遠方の家族の介護にかかわってどんなことに気を付ければいいですか?

A4

定期的に電話で連絡を取り、日常生活の状況や交友関係を把握しておいてください。支援してくださる方(近隣の方やケアマネジャー、サービス事業所など)と信頼関係を築くためのコミュニケーションも心掛けてほしいと思います。また、家族での対応が難しい部分は無理をせず上手にサービスを利用しましょう。介護保険サービスだけでなく自治体や民間のサービスもたくさんあります。

● 上手に介護と向き合いましょう

真面目な人ほど、「私が面倒を見なければならない」と一人でがんばりがちですが、一人では限界があります。
家族の息抜きも絶対に必要です。上手に介護サービスを利用すれば、介護する方の気持ちも落ち着きます。ケアマネジャーに「昨夜は大変だった!」など、愚痴をこぼしても良いのです。そうすることで気が楽になることもあります。心の中にストレスをため込まないように生活の中でスイッチのON・OFFを意識しましょう。

ちょっとヘルパーさんに助けてもらう!

デイサービスでお風呂に入れてもらう!

高齢者介護の基本のお話、いかがでしたか。
親世代が、夫や妻が、自分が...。だれにとってもいつかおとずれるかもしれないことだから、心配な方は生協も上手に使っていただいて、事前に備えてみてください。そして、抱え込まないでくださいね。

(左)福祉事業部 エリアマネージャー
芦田善也さん

(右)コープアイヘルパーステーション堺東
居宅介護支援事業所 管理者、介護支援専門員

安田美和さん

介護のお困りごとや気になることについてお気軽にご相談ください。

いずみ市民生協の高齢者福祉サービス

介護されるご本人やそのご家族がケアマネジャーやヘルパー、また近所の人たちなど地域とつながりながら、幸せな時間を過ごせるようサポートを行っています。組合員以外の方でも利用していただけます。

詳しくはこちら

【お問い合わせ】福祉事業部

(月〜金 9:00〜17:00)

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