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2020年08月07日

在宅でも要注意!"室内熱中症"から身を守るには?コープのオススメ商品も紹介

在宅でも要注意!室内熱中症から身を守るには?コープのオススメ商品も紹介

夏本番!暑さも日増しに厳しくなってきました。この季節、特に気をつけたいのが熱中症。最近では、屋外だけでなく室内にも熱中症発生の危険が潜んでいることがわかってきたそうです。室内での熱中症から身を守るためには、何に気をつければいいのでしょうか?

1. 室内でも油断禁物?!熱中症に注意が必要

室内でも油断禁物?!熱中症に注意が必要

日本の夏は「猛暑」といわれ、年々その厳しさは高まっています。梅雨前の5月~8月上旬になると、気温や湿度が上昇して熱中症発生のリスクが高まります。熱中症は生命にかかわる病気であるため、大人はもちろん小さなお子様や年配の方には特に対策が必要です。
屋外にいるときは、帽子をかぶったり日傘を差したりといった対策をしている人も多いと思いますが、最近では室内でも熱中症にかかるリスクがあることがわかっています。

熱中症の発生場所

出典:2019 年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況

https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/heatstroke004_houdou01.pdf

総務省消防庁の調査データによると、2017~2019年の熱中症発生場所で最も多かったのは「住居(敷地内全ての場所を含む)」との事。直射日光の当たらない室内では、「これくらいなら大丈夫」といったように油断しやすいので、場合によっては外にいるより熱中症にかかりやすいそうです。

熱中症を発症する割合が最も高いのは高齢者です。2015年〜2019年に救急搬送された熱中症患者のうち、52%と半数以上が満65歳以上の高齢者でした。

(救急搬送された)熱中症患者の年齢(2015年〜2019年)

熱中症患者の年齢

高齢者は温度に対する感覚が弱まっているため、本人に自覚がないまま突然熱中症で倒れてしまうことも少なくありません。また、高齢者には冷房に抵抗があったり、こまめに水分を摂らなかったりといった傾向もあるため、周囲の人が気にかけてあげる必要があります。

1-1 熱中症の原因って?

熱中症の原因って?

熱中症が発生する原因としては、環境・からだ・行動の3つが関係します。

  • ■環境

    気温が高い、湿度が高い、日差しが強いといった環境は熱中症の発生する確率が高まります。また、風が弱い日、急に暑くなった日なども注意が必要です。窓を閉め切った屋内やエアコンのない部屋にいるときも気をつけましょう。

  • ■からだ

    高齢者や乳幼児、肥満の方は熱中症になりやすいといえます。下痢やインフルエンザ、二日酔いなどは脱水状態を引き起こすため、リスクが高まります。糖尿病や精神疾患などの持病を持っている、汗をかきにくいといった人も注意が必要です。

  • ■行動

    長時間にわたり屋外で作業をしていたり、激しい運動をしていたりといった状況も熱中症の引き金になります。何らかの理由により水分補給ができない状況も発症リスクを高めます。

環境省より_平常時の体温調整反応

出典:環境省「熱中症の予防方法と対処方法」

https://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php

1-2 室内で熱中症になりやすい場所・シーン

室内で熱中症になりやすい場所・シーン

室内では、どのような場面で熱中症になりやすいのでしょうか?

  • ■キッチン

    火を使うため気温が上昇しやすく、しかも料理中の蒸気によって湿気が発生します。高温多湿の状態となってしまい、熱中症にかかりやすくなります。

  • ■お風呂

    気密性が高く、キッチンと同様に高温多湿の状態になっています。また、40℃以上のお湯に10分以上浸かると体温が上昇し、たくさん汗をかくことで体内の水分量が減ってしまいます。

  • ■寝室

    人は寝ている間にも発汗しており、知らず知らずのうちに水分が失われています。寝室は閉め切られた空間であることも多く、エアコンなどを使用しない場合は室温が上がりやすいといえます。

  • ■トイレや脱衣所

    トイレや脱衣所は、エアコンなどをつけていても冷気が行き届かないことがあります。さらにほかの場所よりも空間が狭く、高温多湿になりやすい状況です。特に脱衣所はお風呂に近く、湿度も高くなりやすいので要注意です。

2. 室内熱中症への対策

室内熱中症から身を守るために、日頃から意識して対策することが大切です。乳幼児や高齢者には周囲が目を配り、ケアしてあげてください。

2-1 こまめに水分補給する

こまめに水分補給する

熱中症を予防するためには、汗をたくさんかいて体温を上げないことが大切です。汗は血液中の水分や塩分からできているため、体内の水分量が少なくならないようこまめに水を飲みましょう。

人は、脱水症状になっても軽度であればのどの渇きを感じない性質があります。重要なのは、「のどが渇く前に」水分補給をすること。特に起床時や入浴前後は意識的に水分補給しましょう。水分摂取量は体重や生活習慣によっても変動しますが、目安としては1日1.5ℓ程度が必要です。

同じ水分のように思えても、アルコールは体内の水分を排泄してしまうのでNGです!あくまで飲むのは水やお茶、食塩水(0.1~0.2%)、経口補水液が好ましいでしょう。キンキンに冷えたものよりも、5~15℃くらいのほうが体に吸収されやすく、冷却効果を得やすくなります。大量に発汗したときは、塩分を意識的に摂取しましょう。

飲料水のまとめ買いなどは、宅配サービスを利用するのがおすすめです。
日差しが照り付けるなか、重い荷物を持って移動すると熱中症の危険性が高まります。さらにコロナウイルスの影響もあって、外出はできるだけ控えたいという方も多いと思います。


そんな方にはコープの宅配サービスがおすすめ!コープでは、おいしくて健康的な食卓を応援する宅配サービスが人気です。ミネラルウォーターなどのまとめ買いもでき、玄関先で直接やり取りせずに荷物が受け取れます。

コープの宅配の利用者に「利用して良かったと思いますか」というアンケートを行ったところ、「とてもそう思う」と回答した人が55%と、半数以上の方にご満足いただいています。

この時期にコープの配達を利用してよかったと思いますか?アンケート結果

出典:第216回おしえてアンケート

期間:2020年6月29日(月)~7月6日(月)

アンケート数:633

2-2 室内の温度を28℃前後に保つ

室内の温度を28℃前後に保つ

環境省では、室内を28℃前後に保つことを推奨しています。エアコンを使う、窓を開けるなどして、室内温度の上昇を抑えましょう。
ただ、高齢者の中にはエアコンが嫌いで使わないという人もいます。そのため、扇風機やすだれ、カーテンなどで太陽の光を遮るなどして極力室内を涼しく保つことが大切です。

DAIKINより_室温による体感温度

出典:DAIKIN「室温28℃でも湿度を下げれば疲労軽減に有効であることを実証」

https://www.daikin.co.jp/press/2020/20200528/

28℃という室温はあくまで目安ですので、体調や体感温度などに合わせて調節してください。また、室内温度が24℃を下回ると外気温との差が大きくなり、体に負担がかかるので注意しましょう。

2-3 通気性の良い衣服を身に着ける

通気性の良い衣服を身に着ける

体に熱や汗がこもらないよう、通気性のよい衣服、ゆとりのある衣服を着用するのも対策のひとつです。速乾素材やひんやり仕様のものが好ましいでしょう。黒系の衣服は太陽の熱などを吸収しやすいので避けたほうがベターです。

人は顔や首、手足などから熱を逃がしているため、以下のようなことを意識しましょう。

  • ・襟元はゆったりさせる
  • ・半袖半ズボン
  • ・はだし

NHKより_住まいと服装の工夫で熱中症対策

出典:NHK「住まいと服装の工夫で熱中症対策」

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/371069.html

また、服の下に肌着を着用するのも効果的です。1枚増えるため、むしろ暑くなるように思いがちですが、実は肌着が汗を吸って体の熱を奪ってくれるため、結果として涼しく過ごせるのです。

まとめ 室内でも熱中症予防を忘れずに

熱中症は外だけでなく、室内でもかかります。屋外にいるときよりも油断してしまいがちなので、こまめな水分補給や室温を調整して意識的に対策しましょう。 今年の夏はコロナウイルスで在宅時間が長くなることもあり、例年にも増して注意が必要ですね。

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