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2020年07月27日

新商品ってどうやって決まっているの?続編

新商品ってどうやって決まっているの?続編

こんにちは!カタログ制作担当の住吉です。
5月18日に公開して、反響のあった「新商品ってどうやって決まっているの?」の第二弾です!第一弾では、バイヤーが探してきた商品が新商品として採用されるまでをご紹介しましたが、今回はそのつづき。採用された新商品がカタログに掲載されるまでをリポートします!

第一弾はこちら

● 打ち出し方を決めて、撮影!

制作されたラフ紙面たち

新商品の採用が決まれば、ここからはカタログ制作チームの出番です!
商品会議でのバイヤープレゼンを思いおこすと、一つの商品にも特徴はいろいろあります。
「あれも伝えたい、これも伝えたい」と組合員さんに伝えたいところはいろいろあるけれど、カタログの限られたスペースで伝えられるように、組合員さんに最も伝えたい「一番いいところ」はどこなのかを、一生懸命考えてラフ紙面を描きおこします。

● 商品撮影の現場はこんな感じ

入念にチェックしながら微調整!

そして、次は商品撮影!
フードコーディネーターが盛り付け・セッティングを担当。カメラマンが商品のベストショットを収めます。現場のチームワークを発揮する場面です。
いいカタログ紙面をつくるには、撮影にも愛情をもってのぞむことが大切!商品のことを「この子」って呼んでしまうくらい、みんな感情移入しています。

一口に商品と言っても、形や色、光源の微妙な違いでカメラに映る表情はまるで違います。時には小さなしらすの顔一つひとつの違いを見て、盛り付けを調整することもあるんです。
特徴が見えているか、顔になるのはどこの部分なのかを考え、「この子」が組合員さんに愛されるよう、微調整を重ねながら撮影を進めます。

映り込む小物の配置もミリ単位で調整

最後にお化粧をしてパチリ!

● 商品検査をクリアできたらデビュー確定!

毎日の地道な検査が、信頼につながります。

カタログ制作と並行して行われる、新商品が紙面に登場するまでに最後の関門があります。
それは、商品検査センターでの微生物検査。
一般生菌、大腸菌・サルモネラ菌などを調べます。数値に問題がないことが確認されれば、やっと新商品として、紹介できます。

紙面制作を進めて、ほぼデザインが決まった時点で、「菌数が基準値を超えてしまった!」と連絡が入ることも...。急遽、商品を差し換えてデザインをやりなおすことになります。
デザイナーさん、ゴメンナサイ!

基準値を超えた菌数が検出された場合は、製造工場の衛生管理の見直しを行ってもらい、再度検査を実施します。そして菌数が基準値以内であることが確認されてから、晴れてカタログに登場!となります。

● カタログのデザイン、そして組合員さんのお手元へ

デザイナーからもいろんな提案が上がってきます

撮影と並行して、ライター・紙面担当が商品コピーを制作。すべての材料をもとに、いよいよデザイナーがカタログのデザイン制作に取り掛かります。

毎週の打ち合わせでは、カタログ制作担当の廣谷とデザイナー・ディレクターが集合し、紙面の内容やデザインについてすり合わせをします。このコピーで伝わるのか、この内容で組合員さんが必要とされる情報が伝わるのか、もっと伝わるデザインにするにはどうするか、熱~い議論が繰り広げられます。

厳しい目が光ります!

そうやって出来上がったカタログ紙面がこちら。

今週の新商品

① 和田八 たまごたっぷりふわ金天

めっちゃおいしいけれど、紙面では伝わりにくそうな商品。どうすればおいしさが伝わるんだろう...と制作チームで考え抜いて仕上がった紙面がこちら。

② 煮あなご炙り丼

第一弾で登場した水産担当日下バイヤーの新商品。
鮮度のよい穴子で、やわらかいのが特徴。上品な味わいがたまりません。

● 組合員さんのお声でよりよいものに

寄せられたお声たち

利用いただいた方に喜んでいただけた時が、この仕事をやっていて一番嬉しい瞬間です。カタログ制作チームのもとに利用した方からの声が毎週200件ほど寄せられます。バイヤーや制作チーム、取引先にも共有して、いただいたお声から次回のカタログへの打ち出し方を考えていきます。
逆に「○○で不満足でした」というお声をいただくことも。そんな時はバイヤーに伝えて、商品のリニューアルを検討します。

組合員さんのお声が、私達や生産者にとっても励みになり、また改善への第一歩につながります。いいことも、わるいことも、ぜひたくさんのお声をお寄せください。

※eフレンズへログイン後、過去の注文履歴の「おすすめを投稿」から投稿ください。

カタログ制作担当 住吉

カタログ制作の実務を担当。
撮影や打ち合わせにも参加しています。
今後もみなさんの疑問に思われていることを、どんどん解き明かしていくので、商品やカタログに関する疑問をどしどしコメントしてください。

<お願い>

・コメントはわっかスタッフの確認後に公開されます。営業時間外は翌営業日の公開になります。ご了承ください。

・個人情報の書き込みはご遠慮ください。

・投稿いただける内容は、著作権・肖像権など第三者の権利を一切侵害していないものに限ります。

・投稿されている内容を具体的に参考にする場合は、ご自身の責任においてお願いいたします。

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コンテンツへのコメント

  • 2020年8月 1日 10:41
  • ちーmom

このコーナーを見る前に、見るからおいしそうな 穴子丼用を見つけて、今までのものとは違うなと注文しました 。バイヤー、デザイナーさん達のご苦労がよくわかりました。



  • 2020年7月31日 17:37
  • DAISY

カタログ制作に、ディレクター、デザイナー、コピーライターといった専門家が関わっているのですね。興味深い制作過程を見せていただきました。

  • 2020年7月28日 10:44
  • 招き猫

カタログ制作過程、たくさんの方々の協力で成り立ちますよね。
商品を「この子」と呼んでしまう感情移入分かる気がします。
商品が輝き舞台に立てるようこれからも愛をもって紹介してください。

  • 2020年7月28日 07:09
  • ごっち

何気なく見ているカタログですが、写真一枚にも私達が知らない努力があるんですね~!面白かったです(^_-)-☆

  • 2020年7月27日 21:50
  • まみやん

新商品の写真撮影には、とても気を使っている事が、わかりました。美味しそうに見える事は、カタログでは、大事ですね。

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