2021年09月27日
利用者の声がかくし味 ~おせちの舞台裏~
こんにちは!カタログ制作担当の兵頭です。
ようやく暑さも落ち着いてきたところですが、今回のテーマは"おせち"です。"おせち"は、新しい一年の最初に口にする縁起のいい食事。毎年いただくものなので、「今年はこれがいいかなぁ」など、選ぶ楽しみがありますよね。今回は利用者の声から生まれる"おせち"が開発されるまでを追いかけました。
● 目次
● 一年のはじまりは、"おせちアンケート"のふりかえりにあり
たくさんの声をお寄せいただきました
おいしい"おせち"の開発。これを支えてくれるのは、利用者の声、つまりアンケートです。今年も多くのアンケートを送っていただきました。
本当にありがとうございます!
新年最初のミッションは、「おせちアンケートのふりかえりにあり」というわけです。新年早々のお忙しいなか記載してくださった貴重な資料、一枚一枚えーとこも悪いとこも漏らさず読みます。
おせち製造メーカーさんとは新年のあいさつとともに反省会がスタートします。
利用者の声をもとに年を重ねて成長できるよう、翌年の"おせち"の開発スタートが始まります。
アンケートをもとに改良内容を確認します
アンケートのふりかえりをふまえ、翌年の"おせち"をどうするか、さっそく動き始めるおせちバイヤー。つい数日前に今年の"おせち"をいただいたのに、もう来年のことを考えるの?と、みなさんが思われる時期から"おせち"の開発は始まります。
この日は、12年連続で人気No.1の"おせち"である「白扇の舞」の製造メーカー、紀文食品さんとの商談。紀文食品さんともアンケートの内容を共有し、翌年の"おせち"の改良内容を話し合います。
毎年、利用者の声から見直しを重ねている「白扇の舞」は、まさに利用者の声がかくし味となった"おせち"です。
紀文食品の方にお話を伺うと...
「毎年おせちを買っていただく組合員さんがたくさんいらっしゃいます。そういった方たちの期待に応えるべく、使命感をもって、毎年"おせち"をつくっています。
なにより"おせち"は1年のなかでもっとも大きく責任ある仕事なので、1ヶ月分の体力が追加で必要で...わたしたちの1年間は、体感として13ヶ月です!笑」
"おせち"に対する情熱はとても深いもの、商品に対する愛情もとても大きなものでした。
試作品のチェックを何度もくりかえします
具体的には、回答いただいたアンケートをもとに、見た目の華やかさはどうだろう、どんな具材を多く入れれば大人もお子さんも楽しめる"おせち"になるだろう。こういった試行錯誤を数ヶ月繰り返します。
それでも折れず頑張れるのは、毎年"おせち"を頼んで、声をいただける喜びからです。
そうして試作品を何度もつくり、納得のいくもの、利用者の声が詰まった"おせち"に仕上げて始めて次のステップへと移ることができるのです。
● 商品会議での承認で完成!
試作品を並べ、真剣に会議に挑みます
7月初旬、生協部内の商品会議で、"おせち"の商品改良点が報告されます。
アンケートを会議参加者に共有し、どういった点を改良したのか、このポイントを大切に会議を進めていきます。
「箸休めが多い」というお声をいただいていたことから、オリーブのピクルスをお子様も喜んでいただける「きんぴらごぼうの肉巻」に変更、、杏白ワイン煮をお酒の肴として楽しんでいただける「小肌の粟漬」に変更などなど、より喜んでいただけるおせちへ進化させるために、全員が真剣に会議に挑んでいます。
会議参加者が試食をして意見を出し合い、承認を得ることができれば、今年の"おせち"の完成です。
● 利用者の声から成長し続けるおせち
12年連続人気NO.1「白扇の舞」
毎年、ご利用いただいた方にアンケートへのご協力をお願いしています。そのアンケートに寄せられた利用者の声から見直しを重ね、成長し続けている"おせち"。
このマークは、利用者の声がかくし味となって成長している目印です。
ご縁がありましたら、新しい年を迎えるアイテムのひとつにどうぞ。
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コンテンツへのコメント
まだ、コープのおせち
購入した事ないですが、
皆さんの努力されての
おせち購入迷う所です