2020年11月02日
お造りをアレンジつけたれで節塩!
● 幸恵先生監修 健康レシピ
愛知淑徳大学 健康医療科学部 教授 / 管理栄養士
東山幸恵
11月のテーマ
まずは一品から!無理なく節塩
自覚症状のないまま進む高血圧。そのままにすると血管の内側の表面をおおう「血管内皮細胞」の障害が進み、動脈硬化をはじめとする多くの病気の原因に。
高血圧の予防や治療には節塩が必要で、1日6~7g程度までに食塩摂取を抑えるよう勧められています*。
この目標をおいしく達成するためには、「酢や香辛料を利用する」「味にメリハリを」「練り物やハムなどの加工品は控えめに」「汁物は具沢山にして、汁を少なく」などの工夫が効果的。濃い味から少しずつシフトさせることで「淡い味で食材の持ち味が引き立つ」と感じる舌の感度も高まると言われています。
無理のない節塩で、血管をいつまでも健康に保ちましょう。
*厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」食塩摂取の目標 男性<7.5g、女性<6.5g
● お造りをアレンジつけたれで節塩!
〔調理時間〕約7分 〔エネルギー〕164kcal(1人分) 〔塩分〕0.9g(1人分)
お造りの素材の味を楽しむように、豪華で香りよく、旨み豊かに、五感で満足できる節塩のつけたれです。余ったたれは、蒸し鶏や豆腐などの他の一品にも節塩たれとして使えます。
材料(2人分)
旬のお造り盛り合わせ...2人分
<だし醤油>
醤油...小さじ1
だし汁(かつおと昆布の合わせだし)...小さじ1
<柚子風味のいり酒>
酒...小さじ1(いり酒の状態で)
柚子胡椒...小さじ1/2
<おろしぽん酢>
大根おろし(水気を絞る)...小さじ2
三つ葉...1本
ぽん酢...小さじ1
七味...適量
作り方
① 醤油とだし汁を混ぜ合わせる。
② 鍋に酒を入れて火にかけ、アルコールを飛ばしたら冷まし(いり酒)、柚子胡椒を混ぜ合わせる。
③ ぽん酢に、水気を絞った大根おろしと刻んだ三つ葉を混ぜて盛り、七味をかける。
④ お好みのお造りを①・②・③につけていただく。
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主人の実家は九州で お醤油が甘いので 酢醤油でお刺身を頂きます。お寿司なんかを頂くとあとから喉が渇き お茶を沢山飲み あー塩分の摂りすぎだなあと感じます。タレの工夫で節塩に気をつけたいと思います。