2021年07月05日
鱧と海老と夏野菜のジュレ
● 幸恵先生監修 健康レシピ

愛知淑徳大学 健康医療科学部 教授 / 管理栄養士
東山幸恵
7月のテーマ
熱中症を食事で防ぐ!
体の熱がうまく放熱されず、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす熱中症。その原因として、気温や湿度の高さ、風の弱さなどの環境や、体調不良や水分不足、低栄養など、身体のコンディションがあげられます。
食事から熱中症を防ぐために、水分とミネラルを十分にとりましょう。果物や野菜には水分はもちろん、カリウムなどのミネラルが含まれています。そのまま食べるだけでなく、料理やデザートに使うことで摂取量の増加が期待できますね。もちろん栄養不足にならないよう、日々、しっかりと食事量を確保することも大切です。
飲み物だけでなく食事からも熱中症を予防し、元気に夏を迎えたいですね。
● 鱧と海老と夏野菜のジュレ

〔調理時間〕約25分(冷蔵時間を除く) 〔エネルギー〕140kcal(1人分) 〔塩分〕2.1g(1人分)
旬の"鱧"をひんやり出汁ジュレでいただく夏の一品。カリウム豊富なトマトやわかめ、夏野菜のオクラもプラスして熱中症予防を!
材料(2人分)
鱧...100g
海老(大)...4尾
トマト...1/2個
オクラ...3本
ヤングコーン(水煮)...3本
わかめ(カット・乾燥)...1g
だし汁(鰹)...250ml
薄口しょうゆ...小さじ2
みりん...小さじ1
塩...小さじ1/6
ゼラチン(粉)...3.5g(3~4gでOK!)
水...適量
作り方
① トマトは湯むきし、ひとくち大に切る。オクラは粗塩(分量外)でもんでから熱湯でゆで、すぐに冷水で冷やしたら厚さ1cmの輪切りにする。ヤングコーンは斜め半分に切る。水で戻したわかめの水気をしぼる。
② 鱧はひとくち大に切る。海老は爪楊枝で背わたを抜いて殻をむく。それぞれさっと湯通しする。
③ 鍋にだし汁・薄口しょうゆ・みりん・塩を入れて火にかけ沸騰させる。②を入れたら火を止め、水(大さじ1)でふやかしたゼラチンも加えて溶かし、余熱で火を通す。
④ ③を氷水にあてて冷ましたら①を加えてなじませ、冷蔵庫で冷やす。ゼラチンが固まったら(プルプルで崩れるぐらいのジュレ状態)器に盛る。
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コンテンツへのコメント
- 2021年7月 6日 22:43
- san
鱧懐石を食べに行ってきました。
柔らかく、脂ものって、美味しかったです。
お家では、鱧を使って調理することが、ほとんどないので、参考にしたいです。
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- 返信
夏の魚はもに夏野菜で色も綺麗。
冷たいジェルで口当たりも良く、食べたいと思わせてくれるメニューですね。