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2022年05月23日

朝ごはんからはじめよう

子育てコラム

最近は卵焼きも覚えました。
卵焼きは火加減が難しいそうです。

新年度がスタートし、子どもの登校班にも新一年生が加わりました。最初の1週間は、無事に出発したかとおもいきや、目に涙をいっぱいにためて見送りの保護者の輪に帰ってきた子もいました。少し慌てた保護者と手をつないでまた登校していく姿をみていると、この子たちは毎日一生懸命に見えないハードルを越えようと頑張っているのだと思い、心の中でエールを送りました。

進級、新入学に伴い起床時間が早まったお子さんもいらっしゃるでしょう。なかなか起きられないとき、注意するべきことは3つあります。
①早く寝ているか?
②朝に太陽の光を浴びているか?
③朝ごはんを食べているか?
です。

成長期の子どもに必要な睡眠は幼児から小学生なら9~11時間程度とされています。また私たちの身体に備わっている"体内時計"を整えるためには、太陽の光を浴び、朝食を食べることが重要なカギとなります。
この"体内時計"を毎日整えることで、排便や睡眠などのリズムも一定になり、決まった時間に自分で起きるということができるようになっていきます。

わが家の朝時間は、親が子に追い立てられることもしばしば。娘はパンが好きですが、午前中に体育のある日は「ご飯じゃなきゃお腹が空くの」とのことで、ご飯を食べていきます。子どもなりの勝負飯かもしれません。
子どもが自分の精一杯の力を出すときがこれから幾度となくあると思います。そんなとき、支えになることの一つに食事があるのなら、毎日の朝ごはんからそれははじまるのだと思います。

朝ごはんは、炭水化物とたんぱく質をあわせてとることで内臓にある「子時計」のスイッチをオンにします。

※「子時計」は肝臓や肺、腎臓にある体内時計のこと。
ちなみに「親時計」は脳にあり、太陽の光によってリセットされます。

大野尚子(おおのしょうこ)

食STEP代表 管理栄養士、妊産婦食アドバイザー
転勤族の夫と北海道から九州まで各地での生活を経験。小学生の女の子を育てている。

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